資格試験にしろ何にせよ、定刻ギリギリに行かず、なるべく余裕を持って会場に足を運ぶのがセオリーです。
司法書士試験もしかり。あらゆる受験本やサイトに書かれているように、何かあっても対応できるように、なるべく早く受験会場に到着しておくこと。ただし早すぎても駄目だと。
ただ、会場によってはあんまり早く行くのも考え物なのです。なぜかと言うと、9時に集合してくださいという案内があるのに、自分の教室に入れるのは10分前の朝8時50分なのです。
つまり、どれだけ早く試験会場に到着しても、8時50分まではどこかで時間を潰さないといけないのです。ただ時間を潰すだけかあ、と簡単に考えそうなものなのですが、これが以外に厄介。
会場がどこかの大学というケースが多いと思いますが、教室の近くで時間を潰そうとしても、ろくに座るところ、落ち着くところがないのです。学食や喫茶コーナーは朝+日曜でまず開いていません。仮に開いていたとしても入れるかどうか。
では全く関係のない施設に入れるかというと、これも微妙。まず閉まっているケースもあり、関係ない施設に立ち入るというマナーも問題。8時50分までの時間が結構うまく過ごせないのです。
なるべく直前チェックとかやりたいでしょう。なら、真夏の炎天下の中、立ったままなんて考えられません。
なんとか座れるところを探そうにも、それなりに落ち着きそうなところはどんどん先客が座っています。そして余りものの時間つぶしスペースは、夏ならでは蚊がやってくる木のそばとかしかありません。蚊に食われるは、暑いは、集中できないは、ではどうしようもありません。
もちろん、全てがこのような状況ではありませんが、へたするとこんな感じです。精神的に弱い人はこれで大ダメージを受けるかもしれません。
確かに余裕をもって会場入りするのは当然のことなのですが、あまり早すぎると、異常のような憂き目に合うのでご注意ください。