司法書士受験は宅建所持や不動産への興味から

法律系もけっこういけるかもと

私が司法書士試験の勉強を決めたのは、以前に宅建(宅地建物取引主任者試験)に合格したことが一つの理由です。

以前から不動産に興味があり、宅建は、市販のテキストと問題集+予想問題集で一発合格でした。思ったより法律科目もやれるかな?と感じていました。それまでは法律はとにかくややこしてくて自分には無理。だからそういった関連の仕事は避けて通りたいと強く思っていたのですが、こんなことでコロッと気持ちも考えも変わってしまいました。

で次なる資格も取りたくなりました。やはり宅建が調子よく受かってしまったため、これに関連した資格が欲しいと感じます。もしうまくいって仕事に繋げることができたのなら、関連した資格のほうが業務の幅が広がります。ダブルラインセンスというやつです。今では当たり前のようですね。

次に考えたのは、最悪会社をクビになって失業しても手に職があれば安心だということ。これは子供のころから考えていました。親もそのようによく言っていました。

ですから独立のしやすい性格のものに絞ることに。こうなると一気に減りますね。宅建に絡んだものということだけで既に少なくなりますが、独立しやすいというキーワードではかなり限定的になります。

またある程度取得に困難なものを選びたかったです。宅建は気軽に受けましたが、今度はやる気があるので一発大きなものを当てたかったのです。

以上の条件からいろいろ書籍を読んで調べました。まず弁護士が当然あがりますが、さすがに無理。どう考えても弁護士を取得できるだけの熱意がありません。頭の問題よりもこれは熱意がないと受からないものだと思います。

行政書士は独立しにくいというイメージがありますし、通信教育で宅建とならんでよく見かけるので、難易度的に歯ごたえがもう少しかな?と感じました。それに実務を積もうとしても就職先がほとんどないことがネックです。完全な行政書士事務所ではまともな求人が見当たりませんでした。以上で却下。

社会保険労務士は宅建と離れてしまいますが魅力的に映りました。でも何をするのかいまいち想像できず、イメージを抱きにくい上に、独立しやすいのかどうか微妙な感じがしたため却下でした。

不動産鑑定士はかなり悩みました。仕事的に一番面白そうな印象があり、独立も可能ということ。難易度も高くて宅建に絡んでいるとかなりの好条件でした。でもこの資格はただ受かるだけでなく、実務経験を積むことが最終合格の条件です。それなのにその実務経験を積める就職先の事務所がほとんどない。これではダメということで却下。なんかリスクを避けまくっています。

で、最後に残ったのが司法書士です。正直言って不動産鑑定士の業務のほうが興味あったのですが、実務経験がいるというのがひっかかりこっちになりました。

司法書士の仕事は、最初は書類とたわむれるイメージがあってあんまり好きになれませんでした。でも独立のしやすさが目立ち、これなら取って損はなし!と判断しました。就職先も資格なしでも多かったのもポイントです。実務経験が積みやすいと感じました。

こんなにおもしろい司法書士の仕事(司法書士ってそもそもどんな仕事なのか分かっていない人に)

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