LECの司法書士模擬試験に行って面食らったことがあります。別にLECだからどうというわけではなく、どこでもだと思います。
それは、試験開始と同時に(LECではフライングも可能ですが)、紙が破れる音がいくつか聞こえたからです。
これにはちょっとびっくりしました。一番音が近いほうを見ると、どうやら問題用紙の一番後ろにある、白紙の部分、もしくは表紙を破っているようです。
何に使うのかはすぐに分かりました。用はメモ帳代わり、計算用紙みたいなものです。記述試験用に使うようです。もしくは、択一でも図にして解くためとか、何か書いて整理するためのようです。
それ以降の模擬試験、本試験ともに、私もこれを真似してみましたが、ろくに勉強していない人間がやると、紙に整理して書くだけで時間がなくなり、逆に焦ってろくなことにならないことも判明しました。
そもそも、司法書士試験で記述式試験は、それほど重要視されていません。もちろん、重要なのですが、その前に択一でしっかり点が取れないようなら、記述式試験うんぬんで合否は決まらないということで、重要度が択一より下に見られてしまいます。結果的にもちろん記述式試験も重要なんですけどね。
やはり回りに左右されすぎるのもどうかと反省しました。もちろんこの方法が合う人もいます。確か、この方法を推奨している参考書が本屋さんで売られていたと思います。記述式試験用の対策本だったと思います。
やはりある程度択一の知識がないと、何やっても特に効果なし。むしろ逆効果、なんてことになってしまいました。私の場合ですが。