私が一番最初に使った司法書士の教材は、東京法経学院の過去問題集でした。
これを選んだ理由は、あまり掲載問題数が多くなかったからです。平成18年向けのもので平成5,6年からの掲載でした。
理由は分かりますよね?
5か月しかないからです。あらら。
使って見た感じでは、解説がやや分かりにくいかなと思いました。図が全然ないのもいただけませんでした。また、代理人と事務管理者みたいに、似かよった論点の比較表などもありませんでした。これはLECのものを使って気づいたんですけどね。
使いやすさもイマイチな感じを受けました。字は大きめでいいのですが、1ページ全体を使って解説文を書いていないため、字が詰まって読みにくいです。無駄な空白が目立ちます。
それに、問題文が左側、答えが右側にあるタイプです。右側のページを隠しておかないと答えが見えてしまいます。不便とまでいきませんが、やや不親切かなと感じました。
ある程度勉強した人が使うなら悪くないと思います。ただ、平成18年でも昭和50年台の問題が出てきていますし(不動産登記法など)、私のように過去問だけで勉強しようとする人には向いていないと思います。
東京法経学院の司法書士過去問は、ある程度知識のある人向けのものだと思います。解説の感じからも、そういった中級者以上を対象にしているような解説の書き方です。
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