思い切った半年前の超基礎対策で合格

合格年に初めて問題集に手をつけた

私が司法書士試験に合格した年度は、それまでとは違い問題を解きまくる日々でした。

しかし、解いていた問題はというと、難解でレベルが高いような問題でもなければ、過去問以外の問題という時期がありました。

Wセミナーの基本問題集を年末年始から

他ページで何度か書いてありますが、かなり基本的なWセミナーの基本問題集を年末年始からしばらく解きまくっていました。

本試験半年前という時期に基礎レベルの問題をガンガン解くとかありえないのでしょうが、この思い切った作戦が完全にはまりました。

問題を解くのが楽しくないなら基礎問題

案外と基礎問題でも詰まることがあります。また何かしっくりこない、気持ち悪い感覚を残す問題もあります。そういった問題は周辺知識や該当条文がうろ覚えだったりします。

本試験レベルの問題を解いていてもこのような感覚には陥りますが、そのまま進んでしまったり、すっきりさせようとしても全くすっきりせず、前に進まなくなって結局後回しということに。

でもこれをやっていくからいつまでも実力がつかない。で、こうなってしまうのは、結局基礎ができていないからだと思います。基礎ができていると自分で思っていても、基本問題集をやっているとそれが間違いであることに気付かされるんです。

そして解いていく。解説に表示されている条文がぼんやりしているなら六法を引いて見る。そして解く。繰り返す。

これがなんか楽しくなってきたんです。問題を解く。そしてこれまで勉強した知識がつながっていき、「あっ!こんな問題あったな。あれはこう聞いてきたけど、こっちの条文で答えは変化する」など、点だった知識が線で結ばれ始めました。

するとだんだんと問題を解くことが苦痛にならなくなり、間違えることも怖く無くなって来ました。本試験まで半年を切るという時期になっても、問題を間違えたって焦りません。ちゃんと線にして頭に入るという自信が出てきていました。

プライドと不安を打ち消す

結論として、司法書士試験の勉強を長い間やっていると変なプライドがつきます。今さらこんな簡単な問題を解いていてはダメだと。

でもこんなプライドはゴミです。

あとは半年前という時期に差し掛かると、合格しなけりゃというプレッシャーがあるせいで、基礎問題に手を出していたら間に合わないという不安があるのも原因だったと思います。

問題を解いているときに気持よくない人。一度基礎問題でやってみてください。意外とはまりますよ。

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